食文化っておもしろい
何だかブログの順番がごっちゃになっているようですね。
そんなことは露知らず、相も変わらず美味しいお酒とご飯を楽しみに生きているMMです。
最近フィッシュ・アンド・チップスにハマっています。
ビールのおつまみとして最高のフードですよね。
芋も食べたいし、たんぱく質っぽいものも食べたい。
そんな我儘を一挙に叶えてくれる魔法のような食べ物です。
フィッシュ・アンド・チップスは、イギリスの国民食として有名ですが、
フィッシュ・アンド・チップスの「フィッシュ」の部分、白身魚の揚げものはユダヤ移民の食文化に由来するそうです。もともとは、「ペスカド・フリート」という魚(青魚か白身魚)に小麦粉を付けてオリーブオイルで揚げたアンダルシア地方の料理だそうな。
「チップス」いわゆるフライドポテトについてもベルギー南部ワロン地域の都市ナミュールで、細く切って揚げたじゃがいもが起源と言われているそう。 17世紀中頃に起きた大寒波の際、川が凍って漁ができないため、ナミュールの村人たちは保存食のじゃがいもを小魚のようなスティック状に切って揚げて食べたのが始まりらしいですね。
(参考:フライドポテトについて)
そう考えると、フィッシュ・アンド・チップスという料理の歴史は、イギリスにおける移民史と切り離せないんだなあ…。なんて難しいことを考えますが、それもこれも「フィッシュ・アンド・チップスのはなし: 移民・階級・食文化」という本を読んだからです。影響をすぐ受けるんだから。
最近は酒と食の話ばかりで、推しの話をあまりしていませんが、今月の26,27日に推しの東京ドーム公演を観に行くので、次のブログあたりで書けたらと思っています。
最後に最近食べて美味しかったフィッシュ・アンド・チップスの写真を。
米油で揚げられていて非常に軽く、美味でした!
一匹丸揚げでも食べられそう。ではでは。