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のどごし重視映画

Yです。

シン・ウルトラマン」を公開日翌日に観に行ってから、
じわじわと頭の中を侵食されています。

監督はみんな大好き(?)「シン・ゴジラ」「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督。

ビッグネームだと自分の好きなコンテンツに
「シン」とかつけて映画にできちゃうんだから大人の世界はずるいです。

ぶっちゃけ私はウルトラマンのことをほぼ知りません。特撮は射程範囲外です。
ウルトラマンって3分で星に帰っていく人のことですよね?

それでも「シン・ウルトラマン」冒頭1分の“アレ”を浴びたら、
どんな素人も「特撮」にロマンを感じずにはいられなくなる、ということを
ビシバシ叩き込まれて帰ってきました。特撮最高。

庵野監督のすごい点は、
強い強い原作愛を持ち、それを庵野節でアウトプットするところです。

庵野監督って、自身の作品内ではやりたいシーンだけ徹底的にやるんですよ。
それは「シン・ウルトラマン」も例外ではありません。
だから、ファンにとっては浴びたいシーンだけ浴びることができる。

特撮の美味しいとこをかいつまんで2時間の映画にしているので、
非常にのどごしの良い作品になっています。
(考えるのではない、感じるのだ)

……なるほど、これが庵野監督流の布教活動ですか。
私もまんまとハマってしまったわけです。
おかげさまで、この数週間は、
ウルトラマンである神永さん(斎藤工)とメフィラス星人(山本耕史)のことばっかり考えています。

ちなみに、テーマ曲は米津玄師さんの「M八七」。
公開前は米津さんにピンと来ていなかった(なんなら鼻で笑っていた)人々が多かったのですが、
映画鑑賞後に米津ワールドに落ちていく様子がネット上でたびたび観測されました。
だから米津さんは天才だって言ったじゃん。

観たならわかる、あの歌詞はずるいって!!!!

来週は上野の美術展、
再来週はポーラ美術館に行こうかなあと思っています。
今年はリヒター漬けの予感!
Yでした。