ドクペが飲みたいです。
指が震える、落ち着きが無い、ぼーっとする。禁断症状だ。
当社に入社してからというもの、私は知的飲料を飲んでいない。―――否、売っていないのである。
日々、パイナップルジュースで気分を紛らわしている日々、コレジャナイ感。
知的飲料とは何か?
知る人ぞ知る「ドクターペッパー」である。
これは味が独特らしく選ばれし者にしか飲めない知的飲料と言われている。
ドクターペッパーの味を言葉で例えるのは難しい。
強いて言うなら、微妙に配合に失敗したコーラに甘めの杏仁豆腐をぶち込んで、謎の薬品を混ぜながら炭酸を入れた感じの味である。
一口飲めば、
―――未知との遭遇。
二口飲めば、
―――脳内花畑。
三口飲めば、
―――極楽へ。
そんな代物であるから初心者は注意が必要な飲み物であり、
選ばれし者にしか飲めない知的飲料たるゆえんなのだと思う。
私はドクターペッパーが大好きで、一時期それが無いと仕事にならないくらいドクペ中毒者だったのである。
どうやらこの知的飲料、選ばれし者にとってはものすごい中毒性を発揮するらしい。
ちなみにこのドクターペッパー、2000年代まで"変態飲料"と呼ばれていた。
私の愛飲するドリンクに対してまったくもって失礼な話である。
これを覆したのが『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)と呼ばれるアニメ&ゲームなのである。
岡部倫太郎ことオカリンがドクペを語ったことで知的飲料への躍進を遂げたのである!
おかげで私は変態飲料を飲み干すヤバい奴から知的飲料を愛飲する選ばれし者になれました。
そんなドクターペッパーが当社の周りでは売っていません。
どこかに売ってないかなぁ…。情報求む!!
※『STEINS;GATE』世界線だのタイムリープの話が出てきたり用語が難しかったりで人を選ぶ作品ですが、興味のある人はぜひ。
※私の好きな言葉である「ぬるぽ」も『STEINS;GATE』が有名にしてくれたと言っても過言ではない。
YuE