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初めて落語を聞いたでござる

rakugoka_oldman

この土曜日、生まれて初めて(プロの)落語を観ました。場所は上野・御徒町の鈴本演芸場。行くまではもっと古典古典したものかと思っていたけど、実際に聞いてみると枕・小噺(本編前の導入部分)を含めけっこう現代的なのだなと。

この日のトリ?大看板?は #柳家喬太郎 さんということで、誘ってくれた友人氏は彼が目当てだったそうで、一度聞いてみたいとの事でした。

喬太郎さんの演目は「ハンバーグ」で、落語ってこういうのもありなのか、と。完全オリジナルなのか、古典の何かを下敷きとした現代アレンジなのか。知識のないジブンには判断できなかったのですが、これも落語なのか?と感じるほど斬新で。1人で行なわれている「コント」のようにも、なんなら「演劇」のようにさえ感じられた不思議な魅力の噺でした。

シリアスな展開が進む終盤…「これ、落語としてどうオチをつけるんだろう?」と心配に。いや、名手なのだからズブの素人が心配するのもおかしいが、演劇なら全然ありだけどコレ、とても笑って終われないよね、と。

後で調べたところ、この「ハンバーグ」は下敷きにしてる古典はないようで完全オリジナルとのこと。さらに、本当に舞台化もされてるんですね。なるほど演劇的と思った感覚は外れてはいなかったようでした。