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社員ブログ

趣味なら趣味で

最近、漫画『ブルーピリオド』にハマりました。
先週の金曜に社内で話を聞いて、土曜にはさっそく読み始めました。
だれかがおすすめしていたものは、とりあえず一口かじってみるタイプです。

思い返してみると、幼いころから絵を描くのが好きで、
小学校低学年くらいまでは絵画教室にも通わせてもらっていました。
中学では美術部、高校~大学では演劇(宣伝美術、大道具小道具など裏方いろいろ)に打ち込み、
社会人になった今でもときどき何かしら描いています。

でも、途中描くことから何度か離れてしまい、
主人公のように美大・藝大まで目指すことはありませんでした。
絵画教室をやめたのも、演劇部を早めに引退したのも、どちらも理由は「受験」でした。

元々絵を描いていたわけではないのに、あるきっかけから藝大受験に向けてひたすら自分で努力を重ねて
描いて描いて描きまくり、めきめき上手くなっていく本作の主人公の様子は、
私にはまぶしすぎて読んでいて鳥肌が立ちました。感化されて熱くなったのか、ある種の恐怖を感じたのかはわかりません。

作中に、「『好きなことは趣味でいい』 これは大人の発想だと思いますよ」というセリフがあります。
絵を描くのをセーブすることになったとき、「趣味でもいいじゃない」とよく言われました。
そして実際、私にとって絵を描くということは趣味というかたちで落ち着きました。
それについて何かもやもやしているということはないのですが、趣味なら趣味で本気で取り組みたくなる時もあります。

実は先日世界堂に行ったとき、上の階に絵画教室があることを知りました。
(いつもは買いたいものを買ったらさっさと帰ってしまうので、今まで知らなかった…)
どうしよう…まずは見学か…とりあえず、既刊の単行本をもう一周読みたいと思います。

あつ (カバーを外したとき、中におまけの四コマ漫画やイラストがあるタイプの単行本ってなんかいいですよね)