お気に入りの絵本紹介②
2019-12-19
のんびり今回は【ビロードのうさぎ】という絵本を紹介したいと思います。
こちらは元々世界中で読まれていた名作絵本「ビロードうさぎ」を酒井駒子さんが訳・描き下ろした一冊です。
(また画像を忘れていたので後日追加しますね…)
男の子のもとにやってきたビロードでできたうさぎのぬいぐるみは
「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」と他のおもちゃから話を聞きます。
高価で綺麗なおもちゃたちが「自分こそがほんもの」と自信満々に言いますが…
酒井さんの重厚感がありながらもやさしいタッチの絵の世界観がぴったりと合うお話です。
金銭的価値が高い、綺麗で整ったものが必ずしも「ほんもの」というわけではない、
というのがすごく深いですね…いろいろと考えさせられます。
絵本は子ども向けのイメージが強いですが、大人が読んでも学べることがたくさんありますね。
あと、単純に好きな作家さんの大きな絵が眺められるのが嬉しいです。
デザイナーS