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【表彰式レポート 第12回小学館ノンフィクション大賞】

吹く風も爽やかに秋めいてきた今日このごろ、みなさんお元気でしょうか。
「公募ガイド」11月号の制作も着々と進んでいますよ~。
そう、ブログの更新が滞るほどにね!
さて、久々の表彰式レポートは「第12回小学館ノンフィクション大賞」
大賞賞金1000万円、優秀賞賞金100万円のビッグな賞ですね~!
募集内容は「さまざまな視点から『時代』をとらえたノンフィクション作品」。
選考委員は猪瀬直樹、野田正彰、櫻井よしこ、船戸与一、井沢元彦の各氏と、これまたビッグな面々です。
今回の応募総数354編から選ばれた作品は……
★大賞 片野ゆか(かたの・ゆか)「昭和犬奇人 平岩米吉伝」
☆優秀賞 窪田順生(くぼた・まさき)「汚れなき男の眼に――検証新潟少女九年二ヶ月監禁事件」
授賞式は9月9日(1週間以上も前になっちゃたよ)、東京會舘において粛粛と行われました。
大賞作品の「昭和犬奇人~」は、戦前から戦後にかけてイヌ科の研究に没頭した人物、平岩米吉について書かれたもので、冒頭の主催者挨拶では「日本では登録されているだけでも約5000万頭の犬が飼われているようで、この何分の一かの飼い主が本を買ってくれたら…」てなことを言っておりました(受賞作は刊行予定)。
平岩米吉の名をこの日初めて知りましたが、イヌ好きの一人として大変気になりますし、受賞作の内容がとても面白そうです!
小学館の「文芸ポスト」10月15日号で詳しい内容が紹介されているので、刊行が待ちきれない人はそちらを読んで、楽しみに待つのもいいかもしれません。
また、著者の片野さんについては、公募ガイド12月号(11月9日発売)の「賞と顔」コーナーで取り上げる予定なので、要チェックですよ~♪
なお、第13回ノンフィクション大賞の募集も始まっているようです。
ノンフィクションを書かれている方は、次の大賞を狙ってみてはいかがでしょうか。
。。。余談ですが、今回が表彰式デビューのワタクシ、ローストビーフのおいしさに参りました。
おいしそうな料理がたくさん並んでいたのですが、ローストビーフのコーナーだけは常に長蛇の列なので、さわっちょが「食べよう」といわなければ並ばなかったに違いない。さわっちょに感謝です。
また、生の猪瀬直樹氏や船戸与一氏も拝めて満足でした。