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被災地より受け入れ

2011年3月に起こった東日本大震災による巨大津波が原因で発生した
東京電力福島第一原発の水素爆発事故。
皆さんの記憶にも残っているとは思いますが。。。。。。。。。

その原発事故の影響で福島県大熊町より20Km圏内は原発避難区域に指定され
5年半経った今でも人1人住めない無人の町と化しています。

20km圏ギリギリラインの飯舘村では全村民避難の際、行政の非情な命令で動物達(ペット)
の同行避難の許可が下りませんでした。
取り残された多くの家畜や犬や猫などの動物達が死んでいきました。

その報道を知り、取り残された動物達を救おうと全国からボランティアが集まり
生き残っていた動物達に給餌活動をし、長きに渡って彼らの命を守ってきました。

私も現地に赴いている友人ボラに同行させてもらい過去に3度、飯舘村へ
給餌ボランティアとして入りました。
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大自然に囲まれた美しい村の景色には、全く相応しくない放射能汚染物質
の入ったフレコンバックと呼ばれる黒い塊が至る所に積み上げられ、その
姿に嫌悪感を感じずにはいられませんでした。

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取り残された動物達はボランティアが作った餌場や、倉庫などを利用して
作った住処で5年半という長い歳月をなんとか生き延びてこられていました。

ところが来春、避難指示が解除されるという決定が下ると、急ピッチに家屋や納屋、
倉庫などの解体が進み、動物達はまたしても住処や餌場を失うこととなってしまいました。

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長きに渡り必死に繋いできた命を救おうと、現地ではボランティア達が保護活動を
始め、動物達の受け入れ先を緊急募集しています。

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現地で一緒に給餌活動を行ったご縁もあり、彼らが必死な思いで繋いてきた命の襷を受け継ごうと思い、私も保護猫を受け入れる事にしました。

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保護された猫達は来週、東京にやってきます!!