第48回日本クラフト展 授賞式
明けましておめでとうございます。
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どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
公募ガイド社では1月5日が仕事初めでした。
『始めよければ半ばの成就』のことわざどおり? 同日、丸ビル(東京)で開催されている日本クラフト展の授賞式に意気込んで行って参りました。
日本語における「クラフト」とは“生活工芸”を意味するもので、美しさ(アート)もあり、実用性もあるものを指すそうです。
第48回と半世紀近い歴史を持つ日本クラフト展。
東京駅からすぐの丸ビルでの開催は今年で4年目で、数ある催しの中でもトップクラスの集客数を誇る展覧会になっているそうです。
美と実用を兼ね備えた作品の中から
経済産業大臣賞・日本クラフト大賞 「葉-ヨウ-」(OTA GLASS STUDIO)
が選ばれました。
クラフト、というよりもアート作品に近い素晴らしい作品も多く、選考は難航したそうですが、「より生活に根ざし、機能と美を追求した作品」ということで、この作品が大賞に選ばれたそうです。
モザイクの小さなパーツを並べ、溶かして作る非常に手のかかるガラス作品で、OTA GLASS STUDIOの太田真人さんは、できるだけ楽しんで作ったので、それが作品に表れて評価してもらえたのでは、とコメントされていました。
丸ビルホールではすでに第48回日本クラフト展が開催されています。
実際に私も作品を間近で見ることが出来たのですが、赤・白・黒で作られた作品のどこが葉だろう、と一瞬思ったのですが、真上から覗き込むと、理科の教科書に載っていた葉脈の断面図や細胞にそっくりで、「葉-ヨウ-」だと納得。
サラダ(葉)などを盛りつけたら映えそうだな、とも思いました。
クラフト展会場内の様子
第48回日本クラフト展
会期 1月4日~1月13日 午前11時~午後20時(最終日は16時まで)
会場 丸ビルホール(東京駅丸の内口)
その他にも作品には竹・木・布・漆・陶芸など様々な素材が使われ、また照明・家具・器・アクセサリーなど幅広い生活用品が並んでおり、実際に欲しいと思う作品も多くありました。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。(石)