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「ポプラズッコケ文学賞」 授賞式が行われました

7月11日、ポプラ社コンベンションホールにて第1回「ポプラズッコケ文学賞」の表彰式が行われました。
ポプラ社による主催で、今を生きる子どもたちが「お腹を抱えて、笑い、そして心から泣ける」エンターテイメント文学を全国から募集。第1回は12歳から84歳までと幅広い世代から427編の作品が集まりました。
当日は審査委員長でズッコケシリーズの生みの親でもある那須正幹先生はご都合により参加されませんでしたが、多くのメディア関係者が訪れる中、私も取材に行ってきました。
賞状授与関係者集合写真ズッコケシリーズ本
一番右の写真は、積み上げられた「ズッコケ三人組」シリーズ50巻。
累計2300万部という大ベストセラーのタイトルを冠し、大賞賞金500万円という文学賞全体から見ても高額な文学賞ですが、今回は残念ながら大賞の該当作がありませんでした。
優秀賞、奨励賞の受賞者はこちらの方々です。
受賞者受賞者2
優秀賞の荒井さん(左)と奨励賞の西村さん
漫才をテーマにした「ジャック&クイーン」で優秀賞を受賞された荒井さんはこれがデビュー作とのことで、「ようやくスタートラインに立てた」と今後の作家活動への意気込みを語っていらっしゃいました。
ちなみに、荒井さんは弊社で実施している児童文学の作品添削講座受講生でもありました。身近な繋がりにちょっと驚きです。
音楽をテーマにした「踊れ!バイオリン」で奨励賞を受賞された西村さんは、既に幾つかの文学賞で受賞経験があり本も出しているそうですが、今回初めて児童文学の文学賞に応募されたとのことです。
また、特別奨励賞を受賞した応募者最年少の両国龍英君には出版社側も12歳の作家誕生か?との考えもあったそうですが、あえてそうせず、人生経験を積んでもらい今後長く付き合っていきたいとのことでした。
既に今年5月から第2回「ポプラズッコケ文学賞」の応募受付が始まっていますが、まだ始まったばかりの文学賞で応募数も比較的少なめですので、今まで児童文学に目を向けていなかった方もこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!(近)