ものには必要となる固有の時間がある
2018-05-21
先週、新しいメンバーが入社してくれました。
そして来月も、また一人入社予定。
基本的に当社の採用スタンスは、
ポテンシャル重視。
つまり、
「その業務の経験があるかどうか」より、
「当社が志向する方向を共有できて、一緒に向上していける素養があるかどうか」
を採用時には見ています。
(バリバリの経験者は、コストが高くて採用できないという事情もありますが。)
そういう背景なので、
その人をうまく育てられるか、そして育ってくれるか、
というのが肝になってくるのですが、
日々のTo Do考えると、
私も周囲のメンバーもついつい焦りがち。
西行は、
"待つにより散らぬ心を山桜咲きなば花の思ひ知らなむ"
と読みましたが、
人を育てるってとても時間のかかるプロセスで、
花を咲かせるのに一定の蕾の期間が必要であるように、
ものには必要となる固有の時間がある。
山頂までロープウェーで登ることしか頭になかった以前と比べて、
そのプロセスにこそ登山の本質があるのかな、
とも思えるようになりました。
といっても、
To DoはTo Doとして迫ってくるので、
なるべくなら早く育って欲しいなぁ(笑