自分はもはや若手ではないという認識
2017-07-31
最近、会社の若手や二回り近く年下の美大の同窓と話をしていて、
強く感じていることがあります。
それは「自分はもはや若手ではない」という、
ごく当たり前の認識についてです。
年功序列の崩壊もあって、
最近の40~50代って、
意外と気持ちは若いまま、毎日を送っています。
「気持ちは若い」と書くと、
「まだまだ若いもんには…」的な印象を与えてしまいますが、
そういう意味ではなくて、
組織に下がなかなか入ってこないので、
「永遠の若手化」現象が起こっている。
でも実は「自分なんて、まだまだひよっこ」と思っていても、
20年近い経験の差はとてつもなく大きく、
ビジネススキルにしても、社会人としての知識にしても、
「(若手である)自分が知っているのだから」という前提で接すると、
彼等にとっては「???」
よく考えると、会社に入ったばかりの頃って、
日経新聞もろくに読めませんでした。
それがいつの間にか、
記事に凹凸がついて飛び込んでくるようになってきて、
誰でもその状態が当たり前と思うようになっていた、
というようなことです。
何が言いたいのかというと、
自分が20代の頃って、
40代の上司がとてつもなく偉く見えていましたが、
その頃のことを思い出して、
彼、彼女達と接しないとだめだなぁ、というお話です。