校正という仕事
2016-10-05
『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』
今夜から始まるTVドラマです。
校正とか校閲とか、
言葉としては知っていましたが、
リアルな仕事として触れたのは、公募ガイドに来てからです。
かなり特殊な仕事で、
単なる誤字脱字や文章の統一だけでなく、
内容的な矛盾までも指摘してくださるプロフェッショナル。
「まぶしいほどの月光」
という石井光太氏の小説の中の一描写に対し、
「OK 現実の2012、6/9も満月と下弦の間」
と返した新潮社の「神校閲」話は有名ですが、
そこまで見てくれていると、
執筆側も気合が入りますよね。
「紙の本はネット情報と比べて信頼できる」というユーザーは少なくないですが、
校正・校閲プロセスの濃淡というのも、
関係しているかもしれません。