「習う」というより、「養う」
2016-09-28
リサーチ資料を探しに丸善丸の内本店へ行ったついでに、
ちょっとアート・デザイン系の棚をのぞいてきました。
「デッサンの基本」とか、「はじめての水彩画」とか、
初心者向けの入門書がたくさん並べてあったので、
何の気なしに「どんなもんかいな?」と手に取ってみたら、
「なにこれ!?めちゃくちゃわかりやすいやん!!」
いわゆる「ノウハウ本」なので、
その通りやって行けばそれなりの絵が描けそうです。
当然、美大でも授業で基本的なデッサンや水彩画をやったりはします。
ですが、
「見ること、描くことの基礎体力を養う」
「色や空間を感じる」
といったもっと根源的な狙いに対して授業が組み立てられているので、
そこでは「描き方」や「テクニック」みたいなことは、
基本的に教えてくれません。
真に「習う」というより、「養う」というのがピッタリ当てはまる感じです
(今のステージにおいては、ですが)。
そして、私はやっぱり「形から入る」派なので、
正直、こういうスタイルはツラい(笑
※賛成or反対「読書感想文マニュアル」
それとも数年後、
「急がば回れ。型に縛られずに無から考えるスタイルでいくべきなんだ」
と思う日が来るのでしょうか。
あー、どっちでもいいから、
まずはちゃんと卒業したいわー(笑