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ceo blog社長ブログ

用語の問題ではなく、前提認識の違い

今日は月例の全社ミーティング。
新年度に入って第1回目なので、
昨年度の振り返りと今年度の事業計画を全員で共有しました。

就任当初から、できるだけ財務やコンサルの専門用語を使わずに、
平易な言葉で伝えてきたつもりでしたが、
1年くらい経って、
「あー、僕の言っていたことって、実はほとんど伝わってなかったんだ」
とわかりました。

それは用語の問題ではなくて、前提の理解不足。
私は「当然、これくらいはできているだろう」という思い込みで、
いろいろと指示を出していたのですが、その認識が間違っていた。

例えば、雑誌の売行分析をして欲しい時、
「最近3か月の配本パターンを分析して下さい」
ではダメだと思ったので、
「都道府県別、書店チェーン別、書店規模別のくくりで、売れている順に並べて下さい」
とお願いしたのですが、いつまで経っても上がってこない。

「どうしてできてないんですか?」としつこく問い質したところ、
実は”エクセルが使えなかった”

最近は個々のメンバーのスキルやキャラクターがようやくわかってきたので、
そういうことは減ったと自分では思っているのですが、
それでもちょくちょく起こります。
まだまだ距離があるということなのでしょうか、お互いに。