富士山も活火山です
2022-01-20
トンガで起こった海底火山の大規模噴火。
日本も地震や噴火などの被災が続いていて、遠い国での出来事とは思えない。
国際NGOが発表している「世界リスク報告」によれば、
トンガのリスク度は世界3位です。
地震、台風、サイクロン、海面上昇等の「危険度」が高く、
インフラなどの国力もそこまで整っていない(「脆弱性」が高い)という評価です。
「じゃあ、世界1位はどこ?」と気になるところですが、
同じくオセアニアのバヌアツが10年以上その位置にいます。
2位もオセアニアのソロモン諸島で、 環太平洋火山帯であること(地震や津波)、サイクロン街道、
また近年の海面上昇リスクは自国だけではどうにもならないため、 リスク度が高くなってしまいます。
「じゃあ、日本は何位?」も気になるところですね。
北米プレート、太平洋プレートなど4枚のプレートがぶつかり合う地震頻発エリア。
環太平洋火山帯で噴火リスクもあり、「危険度」だけみると世界10位。
一方でインフラが整備されていて「脆弱性」は極めて低いため、
直近の報告では総合46位となっています。
ちなみに富士山は1707年の宝永大噴火以降、
300年間以上も沈静化しています。
記録が残っている直近1300年で17回の噴火実績があるので、
そろそろ動きがあってもおかしくない。
ちょっと不気味で怖いです。