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文学賞が朝日新聞の一面?

2005年6月11日(土)付けの朝日新聞は、どういうわけだか文学賞の記事が一面に載ってます。
こういう記事が新聞の一面を飾るのは、本当に珍しい。
よほどネタがなかったのか?
土曜日だから息抜き的な記事を入れたか?
簡単に内容を説明すると、見出しは「文学賞異変」。
文学賞の創設が、戦後何度目かのブームになっている。
で、著名な審査員を立てて権威で新人を募集するやり方から、販売促進を意識した賞へとシフトしてきている、ということ。
角川の「青春文学大賞」や、幻冬社の「感動ノンフィクション大賞」などが紹介されてます。
著名な作家を排除して編集部だけで審査するとか、販売を意識した賞の設定とか、数年前からこういった動きはありました。
それが、朝日新聞の、しかも一面で取り上げられるってことは、文学賞ブームが一般にも認知されたってことなんでしょうね。
書き手からしても、作家デビューするための選択肢が増えるのは、とてもいいことだと思います。
でも、こういう記事載せる前に、朝日新聞がもっと新人発掘に力入れるべきなんじゃないかなって思うのですが。