ひぐらしのなく季節になりました。
夏になると、ひぐらしがカナカナ鳴き出しますね。
自宅周辺でもセミが鳴きまくっているYuEです。
さて、ひぐらしと言えば『ひぐらしのなく頃に』という作品をご存じでしょうか?
最初は同人から始まり、次第に人気に火が付き、アニメ、漫画、ゲームとメディアミックスが行われた作品です。
一度は完結したものの現在では『ひぐらしのなく頃に業/卒』アニメ化や『ひぐらしのなく頃に令』の漫画連載と未だに続く息の長い作品でもあります。
そんな、ひぐらしですが私も本編と呼ばれるものについては読破済みです。
ただ、外伝やら番外編やらは読んでいないものも多いので、夏になるとSwitch版の『ひぐらしなく頃に奉』をちょこちょこと読み進めています。
もう、この作品を初めて読んだときは衝撃的でした。
簡単に言えば、ホラーかと思ったらミステリーでミステリーかと思ったらサスペンスで。
サスペンスかと思ったら熱血少年漫画になり、熱血かと思いきやギャグで。
もうギャグでいいよと思ったら実はファンタジーだったという。
ちょっと癖があるので万人にオススメできるかと言ったら出来ないですけどね(笑)
少し、ひぐらしについて説明すると、
本編の構成は出題編の4つと解答編4つの合計8編から連なっています。
(その他に外伝や番外編があって、それらを含めるとかなりの数に……)
・信頼できない語り手を使った全ての人物が疑わしい出題編。
・惨劇を回避するにはどうするべきかが明かされる解答編。
大きく分けてこの2種類です。
出題編は全てBADEND。
最終的に主人公たちは雛見沢大災害(やその他の惨劇)に巻き込まれて死亡します。
対して解答編はそれぞれの惨劇を回避して、様々なエンディングにたどり着きます。
出題編はミスリードしまくりで、初見は全くもって意味不明なことも多いですが解答編を読んだ後に読み直すと「ああ、なるほど」が味わえる。
解答編は基本的に"人を信頼する、相談する"ことがキーワードになっていて解決に向かっていく展開や、出題編の謎が明かされるときに一種のカタルシスが味わえる。
正に一粒で2度おいしいですね!こういうのも読み物として面白いトリックですよね。
好きなエピソードは『罪滅し』編、『目明し』編、『鬼隠し』編
『罪滅し』はレナの頑張り物語。終盤のレナVS圭一が熱くて、これぞ個人的TRUEENDである。
『目明し』は詩音と魅音に感情移入しすぎた。私は魅音が好きなのよ…。
『鬼隠し』は初回は圭一視点のミスリードが多くて、妙な描写が多いが2回読むと印象が変わるお話。これぞ、意味がわかると怖い話の代表である。
どれも時がたつとたまーに読みたくなるから不思議。
しかし、それとは別に先述した、Switch版の『ひぐらしなく頃に奉』。
これ、収録作品が多くて読み終わらないんだがー。
2018年から夏の時期にだけ読み進めて、ようやく10作品目の『影紡し編』……。
―――いつ終わるんだよっ!!
まあいいや、、、いつかは終わるだろ。
ってレナさんそんな目でみないでー!!ギャー!!!
YuE