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電車で読書

2020-07-02
考えごと

こんにちはいづみです。

梅雨ですね。暑くなってきてからはTシャツにジーンズで出社しています。せっかくなら、可愛いお洋服を着てテンションを上げていきたいなと思うのですが、可愛さと動きやすさは反比例なことが多いのでTシャツから抜け出せそうにありません。Tシャツの枠を出ずに可愛さを追求するしかなさそうです。
ところで、最近は電車の中で本を読んでいます。電車で読む本はなかなか良いですね。本には「旅の作用」とでもいうべきものがあると思います。その場にいながらにして遠い世界に連れて行ってくれる、ファンタジー小説だけでなく新書の類でも、自分の頭脳をふっと現実から遠ざけてくれます。その作用を電車だとより強く感じる気がするのです。通勤電車は現実の権化みたいなものだからでしょうか。家を出て、いちど別世界を経由してから会社に行く。帰りも、いちど旅に出てから帰宅する。お手軽に愉快な気持ちになれます。ちなみに、今読んでいるのは講談社エッセイ賞を獲得した『ここは、おしまいの地』というエッセイ。「おしまいの地」での数々の災難を、明るい悲しみを含んだ軽妙な筆致で描いています。もう少しで読み終わりそうなので、おすすめ本があったら教えてください。