「あさが来た」のつぎは「とと姉ちゃん」
テレビっこ山ちゃんです。
NHK朝の連続ドラマ「あさが来た」が終了しました。
平均視聴率は23.5%の大記録だそうです。
月~土のお楽しみとしていた人の中には朝ドラロス※した方も多いことでしょう。
よく言われる朝の連ドラがヒットするためのいくつかの要因、
1.Wヒロイン(性格や所作が異なるほうが良い)
2.時代背景は明治以降の近代が舞台
3.主題歌・挿入歌のでき
4.脇を固める出演者の強烈なキャラクター
5。分かり易いストーリーと展開の速さ
このことを考えれば「あさが来た」の大ヒットが分かります。
以前はタイトルの最後が「ん」なものと言われましたが
もはやこれは都市伝説。
またこのドラマの面白さは、単に近代日本の中で新しい女性の生き方を描いていったというより、
白岡あさ、眉山はつの姉妹のWヒロインを中心にその家族を
ファミリードラマに組み立てていったところにもあります。
ドラマの展開で年長者の死去が丁寧に時間をとって描かれていましたし、
家の中、家族や従業員が一堂に集まる「居間」のシーンがよくでてきます。
これらはファミリードラマの鉄板ともいえる伝統手法。
同じ時代で、相互にリンクする2年前に放送されブームになった「花子とアン」
とはまた違った描き方でした。
こんなことを書いている僕はけっこう「朝ドラロス」な人間の一人かもしれません。
番組がリンクするということでは、4月4日からスタートした「とと姉ちゃん」(日本女
子大学つながり)
戦後早々の東京で女性のための雑誌「暮しの手帖」を立ち上げるストーリーと、
個人的に大好きな高畑充希さんが主演とあって、
次はいったい、どんなワクワクな展開がボクを待っているのでしょう。
では、また次回。
※「あまちゃんロス」というのがありました。このロスとは、毎日楽しみにしていた「あまちゃん」の放送が終わってしまって、気が抜けたように精神的にもダメージを受けてしまったということです。ちなみに懸命な読者の方はお分かりでしょうが
ロス・アンゼルスとも、ましてやダイアナ・ロスとも意味が違います。