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編集報14 読の巻 其の4「朱川湊人『満月ケチャップライス』」

2012-12-14

日本ホラー小説大賞の授賞式にはOBも招待されており、著名な作家の方がごろごろ。桐野夏生さんに声をかけると「公募ガイド? 昔読んでたわよ」と。『悪の教典』が映画化された貴志祐介さんとはテレビドラマ化された『鍵のかかった部屋』の話になり、「第1話に棋士役で出てましたよね?」「うん、少しでも参加したいんだよね」。朱川湊人さんは1月号の取材でつい最近会ったばかり。非常に多才な方で、推理もホラーも書くし、『花まんま』や『かたみ歌』のような小説も書く。だから、よく「思ったのと違いました」と言われるそうだが、本人によると「違わないほうがおかしい」。それもそのはずで、ヒット作の二番煎じは普通はやらない。『満月ケチャップライス』もそうかも。(黒)
※発売中の公募ガイド1月号「今月の一冊」にて、朱川湊人さんと『満月ケチャップライス』を紹介しています。