MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 授賞式
11月にあった、授賞式のおかげで?順調に冬ゴモリ用の脂肪が身についた(石)です。
これからクリスマス
・お正月
と大食イベント(私だけ!?)があるのに、どーしましょー
とはいえ、どの授賞式も楽しかったので、悔いはナシ
なんですけどね!
ということで、今日は(矢)と一緒に行ってきました『MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD』の授賞式についてお伝えします
<同賞は、デザイナーを目指す学生の「卒業制作、修士終了制作」を募集するという、ちょっと面白い
公募。
本来なら、学内でのみ評価される作品を、外部の人が「アワード」として評価してくれる。というのは中々ない体験なのでは
しかも、水野誠一氏や、茂木健一郎氏などといった錚々たるメンバーが審査を担当する、というのも魅力の一つ。
またデザイナーといっても、プロダクト、グラフィック、ファッション、マルチメディア、パッケージ、デザイン研究など
デザイン全般を指すため、本当に様々な作品が寄せられていました。
11月19日~21日まで、東京国際フォーラムにて、受賞作品の展示もあり、通りがかった人たちが足を止め、作品に見入っている姿が
その中でも特に注目を浴びていたのが、
大賞
オリツナグモノ(堀 崇将さん)です。
この作品は、透明な素材の中に骨格を描き、折り曲げると骨格標本ができる。
というリアル折り紙、ともいえるもの。
環境省のレッドリストに掲げられている水鳥やウミガメなどをモチーフに選んでいて、環境に関する強いメッセージも含んだもの。
そんなメッセージ性
を抜きにしても、標本はものすごくリアルで立体感があり、インテリアとしても通用するようなデザイン性を感じました
当日、堀さんに話を聞けたのですが、もともと骨格標本とかが好きだそうで!
商品化されたら、私も欲しいのですが…と伝えた所、今なんらかの形で実用化も考えていらっしゃるそうですよ。
堀さんは、2月9日発売の公募ガイド3月号の賞と顔にて取り上げますので、お楽しみに
他にも本当に素晴らしい作品が受賞しています
詳細は公式サイトで紹介されているので、興味のある方は、是非ご覧ください。
個人的には、
佳作の「変化する数え方」(小倉誉菜さん)、
柏木賞の「pantoxin」(小尾 真理子さん)、
茂木健一郎賞の「自閉症って?―我が家のこうちゃん― 」(阿部晴果さん)、
石井幹子賞の「CHESS」(藤井準子さんと粕谷顕二さんの共同制作)…というか全ての作品などが(石)としては非常に興味深かったです
授賞式では進学&卒業したばかりの受賞者の方々と話す機会が多くあったのですが、皆さんとにかく「熱い
」。
隣の(矢)がちょっと引くぐらい、私もその熱につられて、受賞者の方々と長々と盛り上がってしまいました
。
それぞれの作品への思い入れが深く、また受賞者同士で作品について語り合っている様子は、日本の未来も明るいぜよ
、と思わせるものでした。
こんな熱を生み出せる公募って、やっぱりいいものだなぁ~
と再確認できた1日でした!
今卒業制作真っ只中の学生の皆様。次回の同賞へ応募を考えてみてはいかがでしょうか?
(石)



