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社員ブログ

世界絵画大賞展 授賞式

2010-11-25

11月も、もうすぐ終わり。
師走がまさしく走ってやってきそうですね。
この時期は、毎年「授賞式」の季節。
(石)も西へ東へと走り回ってます。

ここ1週間で、4つもの授賞式に参加&参加予定。
またその様子は、ブログでもご紹介しますのでお楽しみに!

さて、今日は少し前の話になってしまいますが、10月下旬に開催された、
『世界絵画大賞展』の授賞式についてお伝えします


世界絵画大賞展は、その名の通り国籍問わず「世界」から作品を募集する絵画展です
文具や画材の販売で有名な「世界堂」が主催のこの公募。
入選作品展示会(終了済み)も、同社の新宿本店にて毎年開催されています。

久しぶりに訪れた世界堂の中で、あーこんな画材が これ面白いなぁ~ 欲しい~
なんてやっているうちに、授賞式時間ギリギリに!

急いで会場に向かうと、すでに受賞作品が~ずらり~と並べられ、関係者、受賞者など多くの人が集っていました。

表彰式の様子そんな中大賞として表彰されたのが
「生きモノ」を描いた吉行鮎子さんです。

草原(ものすごーく草が細かく描き込まれています)の中に、1人の女性。
女性の背中からは手が、口には・・・そして遠くには謎の生きものが1匹。
(詳しくは、今絶賛発売中の公募ガイド12月号、えりぬきページで紹介していますので、お持ちの方は是非めくってみてください)

授賞式後の懇親会で、吉行さんにお話を聞くことができたのですが、
(石)「遠くにいるあの生き物、女性と同じ表情をしていますよね 何か意味があったんですか
吉行さん「え? そうですか。それは考えないで描いていましたねぇ

大賞 吉行鮎子さんがーん。私の深読みだったようです。ただ、「草原を描くのはすごく大変でした」と、絵に費やした力を、笑顔で答えてくれました。

とはいえ、絵画は観る人によっても違った感情を呼び起こさせるもの。
審査員の絹谷氏に、「新しい息づかいと詩的な感性が感じられる秀作」と評された吉行さんの作品。
会場内でも、ひときわ目を奪う、大賞に相応しい作品でした

他にも優秀賞
「La marque de la Brise」(池田一幸さん)
「幕の内弁当」(桂典子さん)
をはじめとして、600点を超える作品の中から、入賞41点、入選39展が選出され、表彰されました。

会場には学生をはじめ、初老の方まで、幅広い受賞者が集まっており、絵画という裾野の広さを強く感じることができました

その後の懇親会では、審査員の先生方に、講評を求める人の列!が出来上がり、皆さん「もっともっと上手くなりたい」「伸びていきたい」という想いが感じられて、こちらも胸が熱くなりました。

横で話を聞いているだけでも、すごい勉強になりましたよ

絵画というと、専門にやっていないと敷居が高いなぁ~と思いがちですが、「絵を描いたのは実は2作品だけ」という方が受賞された例もあるので(これは次回詳しく♪)、新しい公募に挑戦したいという方は、「絵画」も1つの視野にいれてみてはいかがでしょうか?
公募ガイドでは、絵画の作品募集の情報もいっぱい載っていますよ~

そして、世界堂ではまた来年も同大賞展を開催予定。
また詳細が決まり次第、誌面でご紹介します。(石)