世界絵画大賞展 授賞式
11月も、もうすぐ終わり。
師走がまさしく走って
やってきそうですね。
この時期は、毎年「授賞式」の季節。
(石)も西へ
東へ
と走り回ってます。
ここ1週間で、4つもの授賞式に参加&参加予定。
またその様子は、ブログでもご紹介しますのでお楽しみに!
さて、今日は少し前の話になってしまいますが、10月下旬に開催された、
『世界絵画大賞展』の授賞式についてお伝えします
世界絵画大賞展は、その名の通り国籍問わず
「世界」から作品を募集する絵画展です
文具や画材
の販売で有名な「世界堂」が主催のこの公募。
入選作品展示会(終了済み)も、同社の新宿本店にて毎年開催されています。
久しぶりに訪れた世界堂の中で、あーこんな画材が
これ面白いなぁ~
欲しい~
なんてやっているうちに、授賞式時間ギリギリに!
急いで会場に向かうと、すでに受賞作品が~ずらり~と並べられ、関係者、受賞者など多くの人が集っていました。
そんな中
大賞
として表彰されたのが
「生きモノ」を描いた吉行鮎子さんです。
草原(ものすごーく草が細かく描き込まれています)の中に、1人の女性。
女性の背中からは手が、口には・・・そして遠くには謎の生きものが1匹。
(詳しくは、今絶賛
発売中の公募ガイド12月号
、えりぬきページで紹介していますので、お持ちの方は是非めくってみてください)
授賞式後の懇親会で、吉行さんにお話を聞くことができたのですが、
(石)「遠くにいるあの生き物、女性と同じ表情をしていますよね
何か意味があったんですか
」
吉行さん「え? そうですか。それは考えないで描いていましたねぇ
」
がーん
。私の深読みだったようです。ただ、「草原を描くのはすごく大変でした」と、絵に費やした力を、笑顔
で答えてくれました。
とはいえ、絵画は
観る人
によっても違った感情を呼び起こさせるもの。
審査員の絹谷氏に、「新しい息づかいと詩的な感性が感じられる秀作
」と評された吉行さんの作品。
会場内でも、ひときわ目を奪う、大賞に相応しい作品でした
他にも
優秀賞
の
「La marque de la Brise」(池田一幸さん)
「幕の内弁当」(桂典子さん)
をはじめとして、600点を超える作品の中から、入賞41点、入選39展が選出され、表彰されました。
会場には学生をはじめ、初老の方まで、幅広い受賞者が集まっており、絵画という裾野の広さを強く感じることができました
その後の懇親会では、審査員の先生方に、講評を求める人の列!が出来上がり、皆さん「もっともっと上手くなりたい
」「伸びて
いきたい」という想いが感じられて、こちらも胸が熱く
なりました。
横で話を聞いているだけでも、すごい勉強になりましたよ
絵画
というと、専門にやっていないと敷居が高いなぁ~
と思いがちですが、「絵を描いたのは実は2作品だけ」という方が受賞された例もあるので(これは次回詳しく♪)、新しい公募に挑戦したい
という方は、「絵画」も1つの視野にいれてみてはいかがでしょうか?
公募ガイドでは、絵画の作品募集の情報もいっぱい載っていますよ~
そして、世界堂ではまた来年も同大賞展を開催予定。
また詳細が決まり次第、誌面でご紹介します。(石)



