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社員ブログ

コンポージアム2010~現代フランスの作曲家 トリスタン・ミュライユを迎えて~

2010-05-28

と暑さとでとろけている(石)です。
雨と汗のおかげで、常に水も滴るいい女な私ですが、更に感性を磨くべく、素敵な演奏会に行ってまいりました

というのも、5月30日、15時から開催される「武満徹作曲賞」の本選演奏会。
同賞は、一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークな、世界的にも有名なオーケストラ作品の作曲コンクールです。
公募ガイドでも掲載していたので、知っているよ~という方もいらっしゃるのでは?

その本選演奏会に先駆け、昨日(5月27日)に審査員「トリスタン・ミュライユ氏」の作品群が上演されました。
本人によるオンド・マルトノの演奏も聞けるとあって、(石)も楽しみに会場に行ってきたのです~♪

会場は東京オペラシティのコンサートホール。
幼稚園~中学までピアノ、また小・中学校と吹奏楽でトランペット・バスチューバを演奏していた(石)。
意外と音楽少女だったんですよ~
今はねこふんじゃったしか弾けませんけどね

そんな似非音楽家の(石)ですが、東京オペラシティコンサートホールの高い天井を見上げると、あぁいい音響きそうだなぁ~と始まる前からワクワク♪
しかも、オンド・マルトノという楽器の音楽を聴くのは人生初
一時期話題になった「テルミン」と、シンセサイザーを足したような電子楽器なのですが、音自体は電子音とバイオリンのような弦楽器の震えを足したような…

明確に「ド」の音、「レ」の音と分かれるわけでもなく。
流れるように響く音は、人工的でありながら、水の流れや風や嵐の音のような自然界でよく聴く音のようでもあり、不思議な響きを持っていました!

また、トリスタン・ミュライユ氏作曲のオーケストラ作品は、バイオリンの弦を弓で叩くように演奏したり、金管・木管の細やかな演奏を駆使したり。
それをあわせると、なぜか「電子音」のように聞こえるという、やはり不思議なもの
どうやったらあんな音がでるんだろう??

会場には、演奏された作品の楽譜も展示されており、学生と思しき人たちが熱心に覗き込んでいたのが印象的でした


さて、いよいよ日曜日(30日)が本選です
私もまた取材に行く予定です!
トリスタン・ミュライユ氏によって選ばれるのはいったいどの作品なのか
本選は一般の人も有料ですが入場できるので、興味のある方は音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょう
詳細は東京オペラシティのウェブサイトをご確認ください。

結果などは、またブログ、本誌でもご紹介しますのでお楽しみに(石)