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2010年NHK大河ドラマ 特別展「龍馬伝」 報道内覧会

2010-04-27

歴女、より歴史マニア・歴史オタクと呼ばれたい(石)です。
大きな時代のうねりの中で、見え隠れする女性の力。人と人との出会いによって歴史が動いていく・・・・それを知るのが、もうたまりません

特に幕末は好きなことオンパレードな時代。そんな私にとって絶対に見逃せない特別展が、今日(4月27日)から江戸東京博物館で開催中。
2010年NHK大河ドラマ 特別展「龍馬伝」です♪
26日、報道内覧会が開催され、もちろん鼻息荒く(石)・出陣です!

プレス腕章腕章をもらい、中に入ると、早速龍馬の写真がお出迎え
現存する唯一の龍馬のガラス板写真です。
写真保護の観点から、撮影は残念ながらNG
公開は内覧会と、4月27日~29日と3日間のみ(以降は複製資料を展示)なので、実物を見たい方はお早めに。

ガラスなので色合いが薄く、でも細部まで写しこまれた写真は、当時「魂が抜かれる」と迷信が信じられていたのも納得の生々しさ。
本当に龍馬が実在した人物なんだなぁ~と実感できるものでした

龍馬は大の写真好きで、特別展では他の写真も見ることができます。
上野彦馬(日本の最初ともいえる写真家。幕末~明治に活躍した人物の写真を数多く撮る)とも関わりがあり、自分の写真を名刺がわりに、友達などに配っていたそうですよ

重要文化財 坂本龍馬書簡また、特別展では、筆まめだった龍馬の書簡(35点)が展示の中心にもなっています。
姉の坂本乙女に宛てた手紙で有名な一文「日本を今一度せんたくいたし申候」と書かれたものも見ることが出来ます(5月17日までなのでこちらもお早めに!)

実物では、日本の文字の横に『ニッポン』とフリガナが振ってあるのですが、そこに龍馬の意気込みを感じてしまいました!

他にも妻のお龍に宛てた手紙で唯一残っているもの(お龍は龍馬からの手紙を、彼の死後燃やしてしまっています)、友人や親しい人の自慢話、姪っ子をからかうような手紙など、みんな大好きだったんだなぁ~と龍馬の人柄が伝わってくるような手紙が盛りだくさんです。

近江屋旧蔵 書画貼交屏風ほのぼのだけではなく、暗殺された近江屋に残された龍馬の血が残った屏風、殺害に使用されたといわれる刀。
またその時龍馬が持っていた刀なども展示されています。
互いが必死に生きていた時代、後の私たちは残された事実を追い、それを想像するのみですが、悲劇を回避することはできなかったんでしょうか
深く考えさせられます。


新選組袖章(上)と隊士名簿(下)他にも龍馬と関わりの深い勝海舟の日記。
幕末で人気の高い新選組の品々。
大政奉還を見守った二条城二の丸御殿に飾られていた狩野派の襖。
龍馬の新政府の構想が書かれた文章。
などなど、歴史好きならずとも、心が燃えるような品々が数多く展示されていました。


2010年NHK大河ドラマ 特別展「龍馬伝」
会期:4月27日~6月6日(5月6日、24日、31日は休館)
開館時間:9時30分~17時30分(土曜日は19時30分) 
※入館は30分前まで
会場:江戸東京博物館

龍馬のみならず、歴史を知りたい!感じたい!という方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

5月8日発売(9日が日曜日なのでいつもより発売が一日早いです!)の公募ガイド6月号
その公募クローズアップでは、龍馬ゆかりの公募を取り上げているので、そちらも是非見てくださいね!(石)