シェル美術賞2009 表彰式
昨晩から、全国的に大雨
ですね~。
昔は「伝説の雨女」
と呼ばれていたのですが、大人になってからは日頃の行いがいい
ためか、今ではすっかり晴れ女
に♪なった(石)です。
私は、雨が結構好きです。なんか気分もしっとり~としませんか?
天然パーマの髪の毛が大爆発
することだけはいただけませんが。
さてさて、昨日は雨
に降られる前に、「シェル美術賞2009」の表彰式に(熊)と一緒に行ってまいりました。
会場は代官山にあるヒルサイドフォーラム。デンマーク王国やエジプト・アラブ共和国の大使館すぐそばにある、洒落た
建物です。
シェル美術商は、昭和シェル石油が、現代美術を担う若手作家の発掘を目的として、1956年から開催されている、歴史と伝統ある賞。
若手の発掘を
、というだけあって、受賞者は20代~30代の方が多く、会場に入るとすでに受賞者の方々は席についており、ちょっと緊張したような後姿が・・・
今年は1666点におよぶ作品の応募があり、その中から
準グランプリとして「樹海にて」(吉田晋之介さん)が選ばれました。
作品全体の質が高く、傑出した作品がでなかったからこともあり、昨年に引き続き今年度もグランプは選出されませんでした。
準グランプリの吉田さんからは
「くやしい」との一言がでてちょっとビックリ
「自分の未熟さを感じた」とのことでした。
やっぱり、準グランプリというすばらしい作品を生み出したとはいえ、よりよい作品を!という「いい」欲が強いのかなぁ~とちょっと感動
審査員の本江邦夫氏からは、「グランプリの方は意外といなくなってしまうことが多いので、準グランプリとか審査員賞ぐらいがいいのではないか」というちょっと問題発言
もありましたが、会場の人たちは顔をほころばせていました。
吉田さん、どこかで会ったことがあるなぁ~と、ず~と思っていたのですが、
それもそのはず
6月に取材に行った、トーキョーワンダーウォール公募2009 授賞式にもいらっしゃっていたそうなんです!
きっと会場ですれ違ったりしていたんでしょうねぇ~
作品は、油絵なのに、透明感があって
、細かい部分も丁寧に、丁寧に描きこんであって。
ちょっと写真ではそれが表現しづらいのが残念
表彰式後のレセプションで、そのことをお話したら、すこしはにかんで、作品についての話などもしてくださいました。
さてレセプションでは、受賞者の方々がお互いの作品について熱く
かたったり、審査員の先生に作品の講評を求めたりと、賑やかに行われていました。
「賞」という形にみえる実績と共に、こうした「交流」の場が設けられる、というのも公募の醍醐味
なんでしょうね。
●シェル美術賞展2009
会期:11月11日~15日(10時~19時 入場は18:30まで)
会場:代官山ヒルサイドテラスF棟1F
美術展、期間が短いですが、どの受賞作もそれぞれの個性と美があり、とても興味深く見てきました。確かにこの中から1点選ぶのって大変
でしょうね。
興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。(石)



