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社員ブログ

シェル美術賞2009 表彰式

2009-11-11

昨晩から、全国的に大雨ですね~。
昔は「伝説の雨女」と呼ばれていたのですが、大人になってからは日頃の行いがいいためか、今ではすっかり晴れ女に♪なった(石)です。

私は、雨が結構好きです。なんか気分もしっとり~としませんか?
天然パーマの髪の毛が大爆発することだけはいただけませんが。

代官山ヒルサイドフォーラムさてさて、昨日は雨に降られる前に、「シェル美術賞2009」の表彰式に(熊)と一緒に行ってまいりました。
会場は代官山にあるヒルサイドフォーラム。デンマーク王国やエジプト・アラブ共和国の大使館すぐそばにある、洒落た建物です。


シェル美術商は、昭和シェル石油が、現代美術を担う若手作家の発掘を目的として、1956年から開催されている、歴史と伝統ある賞。
若手の発掘を、というだけあって、受賞者は20代~30代の方が多く、会場に入るとすでに受賞者の方々は席についており、ちょっと緊張したような後姿が・・・

今年は1666点におよぶ作品の応募があり、その中から準グランプリとして「樹海にて」(吉田晋之介さん)が選ばれました。

作品全体の質が高く、傑出した作品がでなかったからこともあり、昨年に引き続き今年度もグランプは選出されませんでした。

受賞者の吉田晋之介さん準グランプリの吉田さんからは
「くやしい」との一言がでてちょっとビックリ
「自分の未熟さを感じた」とのことでした。
やっぱり、準グランプリというすばらしい作品を生み出したとはいえ、よりよい作品を!という「いい」欲が強いのかなぁ~とちょっと感動

審査員の本江邦夫氏からは、「グランプリの方は意外といなくなってしまうことが多いので、準グランプリとか審査員賞ぐらいがいいのではないか」というちょっと問題発言もありましたが、会場の人たちは顔をほころばせていました。

吉田さん、どこかで会ったことがあるなぁ~と、ず~と思っていたのですが、
それもそのはず 6月に取材に行った、トーキョーワンダーウォール公募2009 授賞式にもいらっしゃっていたそうなんです!
きっと会場ですれ違ったりしていたんでしょうねぇ~

作品は、油絵なのに、透明感があって、細かい部分も丁寧に、丁寧に描きこんであって。
ちょっと写真ではそれが表現しづらいのが残念
表彰式後のレセプションで、そのことをお話したら、すこしはにかんで、作品についての話などもしてくださいました。

さてレセプションでは、受賞者の方々がお互いの作品について熱くかたったり、審査員の先生に作品の講評を求めたりと、賑やかに行われていました。
「賞」という形にみえる実績と共に、こうした「交流」の場が設けられる、というのも公募の醍醐味なんでしょうね。

●シェル美術賞展2009
会期:11月11日~15日(10時~19時 入場は18:30まで)
会場:代官山ヒルサイドテラスF棟1F

美術展、期間が短いですが、どの受賞作もそれぞれの個性と美があり、とても興味深く見てきました。確かにこの中から1点選ぶのって大変でしょうね。

興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。(石)