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社員ブログ

「城山三郎経済小説大賞」贈呈式

2009-10-14

おいしいパンが食べたーい! 
と、いきなり思い立って、片道1時間かけて自転車で評判のお店へとパンを買いに行った、食欲と行動力の塊、(石)です。

さてさて、その行動力をフル活動して、10月6日に行われた、第2回「城山三郎経済小説大賞」の贈呈式に行ってきました
会場は第1回と同様、石山記念ホールにて開催されました。

選考委員の先生方と受賞者の熊谷さん今年の最終選考に残った作品は、どれも素晴らしい作品だったそうですが、その中でも選考委員の佐高信氏から、“世に知らしめるに足りる作品”と言わしめた受賞作「ピコラエヴィッチ」の著者、熊谷 敬太郎さんに主催者であるダイヤモンド社から、賞状、賞金などが授与されました。

受賞作は、「ピコラエヴィッチ紙幣―日本人が発行したルーブル札の謎」と改名し、今月ダイヤモンド社から発売されています。
表紙には、題名にもなっているピコラエヴィッチ紙幣が使用されています

ピコラエヴィッチ紙幣は、日本の1企業が発行した小切手で、極東ロシアの小都市(尼港)で信用を得て、「通貨」として使用されたというもの。
印刷の誤植がありながらも、そのまま流通していたんだそうですよ

受賞者の熊谷さんは、名刺を作った際に、KEITAROとすべきところを、見落としてKAITAROで印刷してしまい、大慌てで直したのだとか
「ピコラエヴィッチの霊でもついているんではないか・・・」とのエピソードを披露して、会場から笑いをとっていました

公募ガイド11月号をお持ちの方は、167ページを開いてみてください
11月号の賞と顔で、同賞を取り上げています!
受賞の後、熊谷さんは画家の友人からある素敵な言葉を贈られていますが~詳細は本誌を是非みてくださいね!

授賞式では、熊谷さんともお話する機会があり、「そのご友人は本日参加されていないのですか」と伺ったところ、お忙しい中会場内にいるご友人を探し出し、紹介していただきました。
仲のよさそうなお二人の写真をパチリ
お二人をパチリ

また、第1回の受賞者の松村美香さんも会場に来ていて、1年ぶりにお会いできたのですが、相変わらずとても気さくな方でした。
経済小説について「同じ値段をを出して本を買うのであれば、色々と詰まった(経済小説のような)作品がいいと思うんですよね」という言葉に、深く頷いてしまいました

第3回の城山三郎経済小説大賞は、現在作品を募集中です。
要項に関しても、現在発売中の月刊公募ガイド11月号(文学賞特集ですよ!)にも掲載しておりますので、色々と詰まった経済小説に挑戦してみたい方是非応募なさってみてはいかがでしょう。(石)