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社員ブログ

「THE ハプスブルク」展 記者発表会

2009-05-12

ゴールデンウィークも「あっ」という間に過ぎ去ってしまい、まだまだ休み足りない(石)です。
寒いかと思えば、急に暑くなったりと、気温差が激しいですが、皆様体調崩されたりしていませんでしょうか

そんな休みボケ&暑さで気の抜けた私に、シャキっと活を入れてくれるような記者発表会に(矢)と共に行ってきました
5月11日、乃木坂駅から直結で行くことができる国立新美術館で開催された、『THE ハプスブルク』展の記者発表会です。

同展は、国立新美術館において、2009年9月25日~12月24日に、京都国立博物館において、2010年1月6日~3月14日に開催が予定されている展覧会です。

13世紀~20世紀初頭まで、600年以上にわたり、ヨーロッパに君臨した名門王家「ハプスブルク家」。そのゆかりの絵画や工芸品120点の展示が予定されています。
今年は日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国(当時)との国交140周年の節目にも当たり、ウィーン美術史美術館(オーストリア)・ブダペスト国立西洋美術館(ハンガリー)の所蔵品から、えりすぐりの作品が選ばれています。

ハプスブルク展 説明記者発表では、主要な作品の説明も行われました。
シシィの愛称で知られるオーストリア皇妃「エリザベート」、その夫であるオーストリア皇帝「フランツ・ヨーゼフ1世」。フランスのルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットの母であり、オーストリアの母として慕われる「マリア・テレジア」・・・などなど。
テレビや歴史の教科書で、また宝塚がお好きな方はその舞台で、1度は耳にしたことがある名前ではないでしょうか?

歴史好きの(石)は、その名前だけで1日中妄想できるぐらい、大きな足跡を残した人たちですが、その肖像画も展示されます。
他にも明治天皇が、当時の皇帝に贈った蒔絵棚や画帖も初里帰り公開され、ルーベンス、レンブラント、デューラー、ゴヤ、ベラスケス、etc...などの巨匠の作品なども集結し、見所満載の展示内容になっています。

ウィーン少年合唱団そして、興奮しっぱなしの(石)のテンションが最高潮になったのが、記者発表会の後、特別イベントとして行われた「ウィーン少年合唱団」の演奏です
まさに天使の歌声!
しかも少年たちはまさしく天使のように可愛い!
更に伴奏に使用されているのは「Emperor(エンペラー)」と呼ばれる幻のピアノ
エンペラー エンペラーは日本とオーストリア・ハンガリーと1869年に修好通商条約を結んだ際、明治天皇より贈った品々の返礼として、フランツ・ヨーゼフ皇帝から贈られたピアノ。
現在は所在不明になってしまっているそうですが、保存されていた図面や文献を元に忠実に復刻したものだそう。

エンペラーは、重厚というよりは、ちょっと軽めの音で、美しい歌の合間にエンペラーの音が響き渡ってとても心地よい音を奏でていました

ウィーン少年合唱団は、現在日本で公演を行っています。公演では、このエンペラーが使用されます。
詳しい日程などは公式ウェブサイトに載っているので、興味のある方は聞きにいってみてはいかがでしょうか。