「国宝 阿修羅展」報道内覧会
阿修羅像って美形が多いですよね~

という言葉に同意した(理)、(ミ)、(石)のにわか「阿修羅像好き好き同盟」3人組で、3月30日に開催された、「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」の報道内覧会に行ってきました。
場所は上野の東京国立博物館。桜
の名所で知られる上野公園は、3~5分咲きといったところ。
つぼみと花開いた桜の間から、晴れきった青空が透けて見えてとても綺麗でした
平日にも関わらず、沢山の人がお花見に来ておりとても和やかな雰囲気です。
そんな幸せ気分の中入った博物館は、すでに記者やTVカメラ、関係者などで数多くの人で混みあっており、阿修羅展の関心の高さがうかがえます
阿修羅展は、4章に分かれて構成されており、第1章は「興福寺創建と中金堂鎮壇具」、第2章が阿修羅像が展示されている「国宝 阿修羅とその世界」、第3章に「中金堂再建と仏像」、第4章が「バーチャルリアリティシアター」になっています。
第1章では、興福寺創建時に、建物に災いがないように願って埋められた「鎮壇具」が展示されており、有名な貨幣の「和同開珎(わどうかいちん)」や、金銀銅
などで作られた道具、瑠璃(ガラス)や、水晶・瑪瑙で作られた玉などなど、まさに「お宝
」の数々が!
石大好きの(石)としましては、目がハート
、食い入るように眺めていましたー。
さて、第2章が最大の見所、阿修羅像が展示されています。
さすがの大人気!
大勢の取材陣に囲まれながらも、迷惑な顔ひとつせず
穏やかに微笑んでいるかのようにも見える阿修羅像。
360度すべての角度から見ることが出来るように展示がされているので、普段は見れないお背中や横顔もじ~っくり堪能することができました
本当に手を伸ばせば触れるぐらい(触っちゃダメですけど!)近くで見ることができるので、阿修羅像のココが気になる
ココがステキ
という場所を是非是非見つけてください。
ちなみに(石)は腰つきと足元が気に入りました
第3章では、3.6mもある鎌倉時代の薬王・薬上菩薩立像や、四天王像、かの運慶が作成した釈迦如来像など大迫力
の仏像が展示され、第4章では最新技術のバーチャルリアリティ映像によって制作された阿修羅像の説明映像・今年に再建が始まる興福寺中金堂の完成予定の映像などを見る
ことができます。
●興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展
会期:3月31日~6月7日(5月4日を除く月曜日と5月7日(木)、休館)
会場:東京国立博物館
火・水・木は18時まで、金・土・日・祝休は20時までと、好評のため開館時間を延長しています。
仕事帰りなどにも寄りやすくなった阿修羅展。穏やかな微笑みの阿修羅像にお会いになりたい方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。(石)



