第46回 宣伝会議賞 贈賞式
応募数、29万4435点。
関わった審査員90名。
1次審査を通過したのは、わずか2.2%の6592点。
その中から選ばれたグランプリは
六本木1丁目駅からすぐのサントリーホールにて宣伝会議賞の贈賞式が開催されました。
東京では春を告げる強い雨
が降り続いてるのですが、そんな悪天候の中でも、会場は人・人・人の波が埋め尽くしていました。
それもそのはず。協賛企業は60社
そこから出題される、商品やサービスなどの「課題」に対して、実際の広告を想定したコピーまたはCMコンテの作品を募集するこの賞。日本最大規模の公募広告賞です。
協賛企業の方、関係者をはじめ、受賞者(協賛企業賞だけでも60名!)、取材陣と会場は大賑わいでした。
29万4435点の頂点、グランプリには、
課題:「セコム・ホームセキュリティ」(課題企業:セコム、媒体:新聞)に対するコピー
『家は路上に放置されている。』(士儀栄二郎さん)が選ばれました。
審査員からは、「泥棒目線」からの作品だ、ということと、さらに賞金泥棒!との発言があり、会場の笑いを誘っていました
会場大画面に映し出された仕儀さんはちょっと恥ずかしそうな顔をしているように見えました。
サントリーホールでの授賞式の後は会場を移し、受賞パーティーと、おしくもグランプリを逃がしたファイナリスト(シルバー賞)の方々の授賞式がANAインターコンチネンタルホテルで開催されました。
今回の授賞式・パーティーの司会はフジテレビの本田朋子アナウンサーでした。
私と同じ人類・かつ女性とは思えないほど可愛い
後ろに見えるのが、大賞をとった作品のパネルです。
パーティ会場にはすべての受賞作が展示されていました。たった一行の文ながら、深く考えさせられるもの、ちょっと違った視点、奥行きが感じられるもの、笑ってしまうものなどなど・・・私を含め、皆さん一つ一つじっくりと読んでいたのが印象的でした。
会場内では、各受賞者の方々、関係者の方々がそれぞれ名刺交換をしたり、意見を交わしたりとにぎやかに行われました。
今後、この受賞者達の中から日本を代表するようなコピーライター、クリエイティブディレクターが生まれるんでしょうね。そんな思いを確信させるような強い熱気が会場にはあふれていました。
この賞はプロ・アマ問わず応募でき、たった一文・一言で心を揺さぶる作品を創りだす魅力的な公募です。
次回は私も挑戦しようかな
第47回の課題は9月1日に発表される予定です。
詳細が決まり次第、また公募ガイド紙面でご紹介いたします。(石)



