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社員ブログ

TBS・講談社 第2回ドラマ原作大賞 授賞式

2009-02-27

赤坂駅3b出口を抜けてすぐ。
アンモナイトや矢石(べレムナイト)が無数に入っている壁に囲まれたエスカレーターをあがっていくと、赤坂サカス、TBS放送センターがあります。

昨日(2月26日)、そのTBS放送センター内「TBSプラザ」で開催されたTBS・講談社「第2回ドラマ原作大賞」の授賞式に行ってきました

取材風景TBS取材用のプレスパスをもらい、中に入るとすでに取材陣の姿が!
大賞作品は書籍として刊行されるほか、TBSでテレビドラマとして放送されることが決定しているこの賞。
さすがに注目されている賞だけあって、主催者の講談社やTBSだけでなく、読売新聞、文藝春秋、AERA、東京スポーツなどなど、有名どころの取材陣が所狭しと陣取っていました。

TBSアナウンサー授賞式では、TBSアナウンサー 青木裕子さんが司会を務めていらっしゃったのですが、細い足長きれいと、心の中で大騒ぎ。

一旦心を落ち着かせて・・・
今回の公募では、15歳~75歳まで、1都1道2府43県のみならず、中国、ヨーロッパ、アメリカ在住の日本人から、全部で916通の応募があったそうです。
ジャンルは不問であるため、恋愛、ファンタジー、経済小説 etc...様々な作品が寄せられ、その中から「ドラマになりうる」「スケールの大きい」「エンターテイメント性の高い」ことを選考基準に選考が行なわれました。



見事大賞を射止めたのは 『記憶の海』(松田奈月さん) です。
全員集合
左から3番目の女性が松田さんです。
プレゼンターとして、第1回大賞作品「被取締役(とりしまられやく)新入社員」ヒロイン役を務めた、女優の貫地谷しほりさん(左から4番目)もいらしゃっていました
松田さんは、現在中国上海のテレビ制作会社に勤めていて、今回十数年ぶりに小説を書かれたそうです。
作品の構想自体は前からあったそうなのですが、作品を書き上げたのはわずか1ヶ月!
しかも仕事をしながらです。
大変ではなかったですか?という私の質問に、
「時間がいっぱいあっても書ける、というものではないと思います。締切という目標があって、それに向かって書き上げた。のめりこめる時間が楽しかった」とのこと。

実は松田さん、お仕事などで日本に帰ってこられる際に、公募ガイドを読んでくださっているそうなんです 
ものすご~くうれしいお言葉でした♪

様々ある公募情報の中で、シナリオでも、小説だけでもない。受賞作はドラマ化されるというこの賞を知って、興味をもって応募されたとのこと。
自身もテレビ制作会社で働いていることもあってか、ドラマができる過程から、自分ももっと学んで生きたい!と非常に意欲的でした。

受賞作の内容は、人の記憶を保存することが可能になった近未来のお話・・・3分しか記憶をもてない人が媒介となり、いくつかの話が展開される・・・・・・他にも色々詳細をお聞きしたのですが、それは作品が刊行されてからのお楽しみです。

受賞作「記憶の海」は1年を目処に、講談社から書籍が刊行され、TBSでテレビ・ラジオドラマ化されます。
詳細は今後公式サイトで発表されていくそうです。

第3回の募集はの2010年春からを予定。
また、詳細が決まり次第、公募ガイド本誌のほうでご紹介いたします。(石)