Logo
employee blog

社員ブログ

ご挨拶

2008-04-30

初めまして。編集部に新しく入りました(石)と申します。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
鉱物収集が趣味で、石好きの(石)と覚えていただければ嬉しいです。

編集部に入って、最初に興味を持ったのはネーミング!です。
一番人気がある情報の1つだよ~と聞いていたのですが、やっぱり情報を見ていると自分も応募したくなります。

覚えやすく、インパクトがあって、名が体を表すもの。ネーミングって短いけど奥深い、ですよね。
ふと、公募とか以外でのネーミングってどうなっているのかな?と興味がむくむくと出てきて、ちょっと調べてみました。


~動植物の場合~
これは今まで発見されたことのない種だ、と証明する為の「記載論文」なるものを提出した人に命名権があるそうで、発見者が名前を付けられる、とは限らないんだそうです。
最近では、新種の命名権をオークションに出して、研究資金などに充てる、ということもあるのだとか。
その場合、オークションで命名権を購入した人は、自分の祖母の名を付けたり、会社名にしたりと、大切な人・ものの「名」を永く残したい、という想いが見える気がします

~彗星の場合~
発見者の名前の苗字が名前になるそうです。1995年に発見され話題になった、ヘール・ボップ彗星は、まさしく、ですね。共にアメリカ人のアラン・ヘール氏と、トーマス・ボップ氏が、ほぼ同時に発見・報告をしたそうで、二人の苗字が名づけられています。

好きで好きで、夜空を見上げていて、見つけた彗星が自分の名前。
ロマンだと思いませんか?

~鉱物の場合~
ふむふむ。じゃぁ、私の好きな石はどうなっているのかなぁ~と調べてみたら、新鉱物には発見者本人の名前を付けない、という暗黙のルールがあるそうなんです。
人名が付く場合もあるのですが、その場合、ほぼ、鉱物研究に貢献した先人の名を付けられます。

受け継いできた知識に対する、先人への感謝や敬意。そんなものが感じられて、これはこれでロマンだなぁ~と思ってしまいました。


個人的には、いつか石の世界に私の名を残すのだぁ~という密かな野望?があったのですが、後人に敬意を持たれるような人になる必要が…道のりは遠そうです。