【表彰式レポート】 第2回 童話新人賞
6月11日(土)、当社が入っているビルの地下サロンにて、「第2回 童話新人賞」表彰式、ならびに審査員の先生方による童話講座が開かれました。
第2回 童話新人賞
プロへの登竜門として、また童話作家になるためのステップとして、童話作品を募集。テーマは自由。原稿用紙5枚以内。
[賞]最優秀賞1編=賞金5万円
優秀賞2編=賞金1万円
[審査員]木暮正夫 石崎洋司
受賞作
☆最優秀賞
「うっとりが原へようこそ!」粕谷桂子さん(埼玉県)
☆優秀賞
「なかなおりのジョーカー」織村和美さん(岐阜県)
「ごめんね、でんごん板」よこてけいこさん(東京都)
☆佳作
佳作12編、入選29編
応募総数は838編。非常にたくさんの応募をいただきましたが、作品のレベルで言えば、優れた作品が少なかったようです。
木暮先生、石崎先生からは、
「全体的に冒険した作品が見られず、小さくまとまっていた」
「童話とはこういうもの、という既成概念が強すぎる」
「最後まで惹きつけて読ませる技量の向上を望みたい」
という評価をいただきました。
選評の後に行われた童話講座では、童話を書くうえでのポイントを語っていただきました。以下要約すると、
①子どもの興味、関心のある題材か。
②ストーリーの組み立てに矛盾はないか。
③主人公に魅力があるか。
④読後感のある作品か。
今回、納得のいく作品が出来なかった人、思ったほどの評価がもらえなかった人は、以上のポイントを参考にして、さらなる成長を遂げてください。
さて、今回出席されたのは、佳作・入選以上の受賞者と添削講座の受講生だったのですが、休憩時間に先生と写真を撮ったり、受賞者同士で連絡先を交換したりと、終始和やかな雰囲気でした。